豊田市少年少女合唱団とは?
豊田市少年少女合唱団は、「豊田市民の音楽使節」として、昭和52年8月、全国でも例をみない公立の少年少女合唱団として発足。「明るく、楽しく、心と心のふれあう市民文化活動のシンボル」となることをモットーに、小学校2年生から大学生を対象に活動をしている。
定期演奏会をはじめ、県合唱祭や各種コンサート、地元開催のイベント等にも多数出演。市制60周年には市内少年少女音楽3団体ジョイントコンサートにて音楽を通して交流を深めた。
また、国際交流事業にも積極的に取り組み、これまでに数多くの海外合唱団と共演。演奏会やホームステイ受け入れ等の交流を通し、多くの刺激と感動を得て、国際性を育むなど活動の輪を広げている。
2013年には、豊田市と英国ダービーシャー県等との姉妹都市提携15周年を記念した派遣団として、演奏会をはじめとする活動を行い、友好関係を深めることに貢献した。定期演奏会では、これまでに客演指揮者として大谷研二氏(2003・2005・2017年)、ハンガリーよりラジッチ・エヴァ氏(2011年)を招く。また、第35回定期演奏会(2013年)において童声合唱とピアノのための「ひびかせうた」(作曲:信長貴富 作詩:木島始)を委嘱初演、「ひびかせうた」はCD発売されている。さらに第40回定期演奏会(2018年)には団員が作詩し、地元愛知県の音楽家による作曲で生まれた「児童(同声)合唱のための《Our Songs》」を上演した。
これまでに、平成13年度愛知県芸術文化選奨を受賞の他、多くの表彰を受ける。2009年から3年連続、中部合唱コンクール一般A部門にて金賞を受賞。2003年から17年連続、愛知県ヴォーカルアンサンブルコンテストで金賞を受賞。
2015年7月宝塚国際室内合唱コンクールでは近現代部門において金賞および兵庫県知事賞を受賞。2018年3月福島県で行われた第11回声楽アンサンブルコンテスト全国大会において一般部門金賞1位、同本選では総合2位及び福島市長賞を受賞。同年7月、第1回東京国際合唱コンクール・ユース部門において金賞1位を獲得。2019年8月に行われた第15回軽井沢国際合唱フェスティバル Singing Game in Karuizawa において第1位およびオーディエンス賞を受賞した。
組織
令和2年度 役員
・名誉団長 | 太田 稔彦(豊田市長) |
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・団 長 | 小島 洋一郎(公益財団法人豊田市文化振興財団理事長) |
・運営委員 | 酒向 貞子(学識経験者) 山口 八千代(音楽専門家) 森下 哲行(文化団体代表) 深津 令子(学識経験者) 岩附 まゆみ(学識経験者) 中村 真由子(音楽専門家) 永 ひろこ(指導者) 飯田 牧子(指導者) 福井 香名子(保護者会役員 令和3年度会長) 中根 由美恵(保護者会役員 令和4年度会長) 小松 ゆかり(豊田市教育研究会音楽部会) 蕃 洋一郎(豊田市教育委員会 指導主事) 安倍 大介(豊田市生涯活躍部 文化振興課 課長) 森 哲也(公益財団法人豊田市文化振興財団 文化部長) |
指導者
指揮者
永 ひろこ
名古屋市出身。愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。声楽、合唱指揮法を学び卒業時より合唱指揮者として活動する。1990年より当団の指導にあたり2000年より指揮者に就任。楽曲の様式に基づいた演奏スタイルと合唱で可能な新たな舞台表現の双方を追究する。これまでに多数の合唱コンサートを企画・指揮。宝塚国際室内コンクール、東京国際合唱コンクール、福島声楽アンサンブルコンテスト全国大会、全日本おかあさんコーラス全国大会等での上位入賞にも導く。声楽を神田詩朗、小林史子、古楽歌唱法を宇田川貞夫、合唱指揮法を大谷研二の各氏に師事。現在、豊田市少年少女合唱団、コールリリアス等、愛知県内において8団体の指導者・ヴォイストレーナーを務め、小中学生から高校・大学生、一般・シニア世代まで幅広い年齢層に対応した合唱指導を行う。平成18年度とよたし育英団体助成受賞。愛知県立芸術大学、金城学院大学非常勤講師。全日本合唱連盟こどもコーラス委員。日本合唱指揮者協会会員。
ピアニスト
掛川 遼平
三重県津市出身。県立津高等学校卒業。みえ音楽コンクールピアノ部門高校生の部1位。愛知県立芸術大学および同大学院に学ぶ。在学中、同大学「室内楽の楽しみ」、「ピアノデュオの楽しみ」、卒業演奏会などに出演。JTアートホールアフィニス主催「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、しらかわホール主催「まるごとしらかわの日」など演奏会に多数出演。ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、津コミュニティバンドなどと共演。在学中より弦楽器、声楽、合唱などのアンサンブルピアニストとしても絶大な支持を集め、特に歌曲、室内楽の分野では多くのソリストの信頼を得ている。また通奏低音奏者、合唱指導者としても活躍するなど愛知県を中心に幅広く音楽活動を行っている。現在、豊田市少年少女合唱団、混声合唱団“グリーンエコー”練習ピアニスト。これまでに下村美夕貴、兼重直文、加藤美緒子、ヴァディム・サハロフの各氏に師事。
ヴォイストレーナー
飯田 牧子
豊田市出身。豊田市立美里中学校卒業。愛知県立豊田北高等学校卒業。愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学院修了後、イタリア・ミラノに留学し、故・フランコ・コレッリ氏夫妻のもとで研鑽を積む。これまでに、オペラ「フィガロの結婚」(伯爵夫人・マルチェリーナ)「コシ・ファン・トゥッテ」(フィオルディリージ)「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・アンナ)「ポーギーとベス」(セレーナ)「カヴァレリア・ルスティカーナ」(サントゥッツァ)「ラ・ボエーム」(ミミ)「仮面舞踏会」(アメーリア)「トロヴァトーレ」(レオノーラ)「魔弾の射手」(アガーテ)「しずく柳」(墨矢姫)の他、第九・宗教曲ソロ、各種コンサートに多数出演。名古屋市立菊里高等学校音楽科非常勤講師、豊田ひまわりコーラス、春日井アンサンブル椿指揮者。名古屋二期会会員、春日井コンサートグループ「花の詩」会員。
ヴォイストレーナー・ピアニスト
西塔 理絵
豊田市出身。豊田市立益富中学校卒業。愛知県立豊田高等学校卒業。愛知教育大学教育学部音楽科声楽専攻卒業。同大学院修了。卒業演奏会に出演。「第九」のアルトソリスト、豊田ジョイントコンサート・オペラ「野の白鳥」 等出演。全日本学生音楽コンクール入賞。名古屋振興事業団主催「サウンドオブミュージック」・「天国と地獄」・「ショウボート」・「夏の夜の夢」・「時間旅行」・「ライトインザピアッツァ」他各種コンサートに出演。これまでに神田幸子、水谷俊二、神田詩朗の各氏に師事。
団員
- 団員は、豊田市に在住または在学する小学校2年生から高校2年生までの児童生徒等を対象として公募にて募集し、オーディションにて選抜する。
- 団員数は120名程度を最大数とする。
- 団員は、大学卒業年齢まで在団することができる。
クラス編成
- J1クラス(小学生2年生~4年生と小学校5・6年生の新入団員)
- J2クラス(小学生5年生・6年生の進級団員と、シニアの技術を備えていない中学生)
- シニアクラス(中学生・ユースの技術を備えていない高校生)
- ユースクラス(高校生~大学生)
練 習
毎週土曜日(日・祝祭日・長期休暇に臨時練習有り)
J1クラス 16:00~18:00
J2クラス 16:00~19:30
シニアクラス 16:00~20:00
ユースクラス 16:00~20:00
※練習時間は練習内容によって変更になることがあります。
活動費
- 団費(1万2千円/年)
- 制服準備金(初年度1万5千円、次年度5千円)
- 保護者会費(1万2千円/年)
- 教材(楽譜)費、交通費、合宿費用、演奏会協力金等は別途必要。
事務局
公益財団法人豊田市文化振興財団 文化部文化事業課内
〒471-0035 豊田市小坂町12-100 豊田市民文化会館1階
TEL (0565)31-8804 FAX (0565)35-4801
E-mail toyo-cul@hm2.aitai.ne.jp