7月29日(金)~7月31日(日)にかけて行われた第4回東京国際合唱コンクールに出場しました。
豊田市少年少女合唱団は音源審査による予選を通過し、31日の本選・ユース部門に出場しました。

 1日目は、まちかどコンサート!
 コンクールを盛り上げるイベントの「まちかどコンサート」に出演しました。
東京駅からほど近い京橋エドグランで行われ、関係者だけでなく、一般の方にも合唱団の歌を届けることができました。
観客の方々が手拍子や拍手で盛り上げてくださり、とても楽しく演奏することができました。
卒団した団員も駆けつけてくれ、歌い終わった後は温かい雰囲気でした。

曲目
ほらね        作詩:いとう けいし     作曲:松下 耕
ぜんぶ        作詩:さくら ももこ     作曲:相澤 直人
T-outua        作詩:Ironim Ikuzanim     作曲:山下 祐加
ファンキー・ヤキニク 作詩:さいとう りょうま   作曲:小前 奏人
Hey Jude     作詩作曲:レノン=マッカートニー  編曲:大竹 くみ
どんなときも   作詩作曲:槇原敬之         編曲:西條 太貴


 2日目は鑑賞&練習!
 午前中は室内合唱・児童合唱部門の鑑賞をしました。特に、児童合唱部門(18歳以下)は同年代の子の合唱を聴くことができ、団員にとって良い刺激になったのではないでしょうか。また、他国の合唱団の合唱を聴き、「文化が違えど、合唱が好きな仲間なんだ」ということを感じることができたと思います。団員から、「あそこの合唱団、すごく上手かった」や「あの曲、楽しかった」という声を聞くことができ、団員がパワーアップするきっかけになったと思います。
 午後は鹿骨区民館で練習でした。本番に向けてまとまった時間を取って練習をできるのはこれが最後。先生も団員もとても一生懸命に練習をしていました。団員同士で励ましあったり、アドバイスしあったりする姿がとても印象的でした。

 3日目はいよいよ本番!
 ユース部門(29歳以下)に出場しました。これまで通常練習だけでなく、臨時練習や自主練習に一生懸命取り組んできました。練習から逃げ出したくなることもあったと思います。それでも、ここまで頑張ってきました。
ホールに響く団員の歌声は本当に美しく、永遠に聴いていられそうな心地よさがありました。繊細さの中に、力強さのある豊田市少年少女合唱団らしい合唱でした。歌い終わった後、様々な思いが溢れて泣いている団員もいました。
 結果はユース部門1位でした。グランプリ出場です!
 グランプリ出場決定が決まったときの団員の笑顔がとてもキラキラと輝いていました。ずっと頑張ってきたので、喜びもひとしおですね。
 グランプリでは、予選からさらに磨きのかかった歌声を届けることができました。団員の表情もすごく生き生きとしていて、豊田市少年少女合唱団が織りなす世界に吸い込まれました。コロナ禍になり、約2年7か月。思うように練習ができない日が続いたり、大会が中止になったりして、もどかしい思いや悔しい思いをたくさんしてきました。だからこそ、東京の舞台で日本国内だけでなく、海外の合唱団の歌を聴くことができたこと、自分たちの歌を届けることができたことは大きな意味があると思います。観客の拍手の一体感や、他の合唱団にエールを送る姿、、、お互いにライバルではあるものの合唱を通じて会場が1つになる瞬間をたくさん感じることができ、とても充実したコンクールとなりました。

曲目
ユース部門(本選)
Pueri Hebraeorum   作曲:Randall Thompson
Adoramus te       作曲:Johannes Brahms
Regina coeli      作曲:Johannes Brahms 
素朴な琴(課題曲)   作詩:八木 重吉    作曲:三宅 悠太
太陽は宇宙を飛び出した 作詩:高橋 久美子   作曲:信長 貴富

グランプリ
Veni Creator Spiritus    作詩:Hrabanus Maurus 作曲:松下 耕
太陽は宇宙を飛び出した   作詩:高橋 久美子     作曲:信長 貴富
 

とてもハードな練習スケジュールでしたが、本番まで駆け抜けることができました。そんな豊田市少年少女合唱団を誇りに思います。
団員の皆さん、ここまで本当におつかれ様でした!



シェアする